【愛知県田原市】第361回西の浜クリーンアップ活動レポート|蒲郡ビーチクリーンと中学生69名参加で280kg回収
蒲郡ビーチクリーンと福江中学校が特別参加
5月18日(日)、通算361回目となる西の浜クリーンアップ活動を実施しました。活動場所は伊良湖から見て1本目の風車の手前付近のIポイントです。前日は土砂降りの雨でしたが、当日は曇りで日差しも強くなく、絶好のクリーンアップ日和となりました。
今回の活動には「蒲郡ビーチクリーン」の皆さん22人が特別参加してくださいました。また、福江中学校ドリームの会からは23人と初参加の中学生が多く、久しぶりに参加してくれた生徒もいて活気に溢れていました。企業からの参加も多く、パチンコオータ、イオスエンジニアリング&サービス株式会社、グリーン海事株式会社の皆さんが積極的に活動を支援してくださいました。

前日の雨で増えた漂着ゴミと参加者の熱心な取り組み
活動開始時、浜にはペットボトルや発泡スチロールの破片など、前日の雨で流れてきたと思われる小さなゴミが散らばっていました。参加者の皆さんは手際よく浜に広がり、小さなゴミも丁寧に拾い集めてくださいました。
蒲郡ビーチクリーンの方がハサミを使って浜に埋まった網を切って取り除いてくださいました。一旦切り離した網も別の方がさらに掘り進めて除去してくださる姿もありました。蒲郡の海よりも西の浜のゴミの多さに驚いた参加者もいらっしゃいました。


中学生たちの環境への熱い思いと率直な感想
初参加の中学1年生からは「海をきれいにしたいと思って参加しました」「やってみたら予想以上に楽しいです」という声が聞かれました。「海の環境に興味があって、ドリームの会で募集があったので参加してみました。もっと海をきれいにしようと思う人が増えると嬉しい」と話してくれた生徒もいました。
中学2年生からは「ゴミが多くて腹立つ」という正直な感想もありました。きれいな海を守る心が広がっているシーンが見えたような気がします。中学3年生は「初めて友達と来たけど、大変だけど楽しい」と話していました。別のグループは「大変だけど達成感がある」と笑顔で教えてくれました。


若い世代の環境保全への関心の高まり
最後に西の浜に一言コメントをくださいとお願いすると「かわいい!!」という答えが返ってきました。海がかわいいらしいです。海に向かって大きな声で叫んでくれました。6月もぜひ西の浜をかわいがってやってほしいと思います。3年生は次の週、修学旅行とのことでしたがまだ全然準備ができていない子もいるようでしたが、クリーンアップ活動に参加してくれました。海を守ってくれたので旅行先でいいことがあってほしいなと思います。


活動成果と美しく蘇った西の浜
活動終了後の浜には人工物の色はほとんど見られなくなり、流木と砂浜だけが残った美しい光景が広がりました。こうして多くの人の手によって浜がきれいになっていく様子は、いつ見ても感動を覚えます。
今回の活動で回収したゴミの総重量は280kg、ペットボトルキャップは871個となりました。参加者69人による活動で、見違えるようにきれいになった浜を見て、大勢でのボランティア活動の成果を実感することができました。


伊勢湾流域圏の環境保全における西の浜の位置づけ
活動のまとめの時に、西の浜の位置づけについて参加者の皆さんにお話ししました。西の浜は伊勢湾の最下流に位置しており、上流域から流れてくるゴミが集まる場所になっています。浜で見つかるペットボトルの多くには名古屋市や岐阜県、三重県など上流域の地名が記載されたラベルが残っていることも珍しくありません。
ここで拾うだけでは根本的な解決にはならず、上流域でのゴミ削減と適正処理が必須であること、私たち一人ひとりの日常生活での行動が海の環境に直結していることをお伝えしました。


持続可能な社会に向けた取り組みの重要性
特にドリームの会から初参加の中学生が多く来てくれたことは嬉しい驚きでした。継続的に来てくれることを期待したいと思います。彼らが海の環境保全の担い手となり、上流域も含めた「きれいな海を守る心」を広げてくれることを願っています。
この日集められたゴミからも、SDGs12「つくる責任・つかう責任」の大切さを改めて考えさせられました。使い捨てプラスチック製品の多さは、私たち一人ひとりの消費行動が海の環境に直結していることを示しています。上流から下流まで、流域圏全体で環境保全に取り組むことの重要性を再認識する機会となりました。

活動実績
- ゴミ総重量:280kg
- 参加者数:69人
- ペットボトルキャップ:871個
- 活動時間:約1時間
- 活動場所:愛知県田原市西の浜(Iポイント)
