【愛知県田原市】第369回西の浜クリーンアップ活動レポート|釣り人との心温まる交流で90kg回収
秋の穏やかな気候に恵まれた369回目の活動
11月23日(日)、通算369回目となる西の浜クリーンアップ活動を実施しました。活動場所は西山町を出て風車の方に800m程行った辺りのGポイント。秋の穏やかな気候に恵まれ、風もなく気持ちの良い海での活動となりました。今回の活動には、継続的にご参加いただいているパチンコオータ、イオスエンジニアリング&サービス株式会社、グリーン海事株式会社の皆さんが参加してくださいました。また、福江中学校ドリームの会からも6名の中学生が参加してくれました。


釣り人との心温まる出会い
今回の活動で最も印象的だったのは、釣り人との出会いでした。この日、西の浜全体に多くの釣り人の姿が見られました。活動開始前、横断幕を立てる準備をしていると、活動場所近くで釣りをしていた方が興味を持って話しかけてくださいました。「ゴミ拾いのボランティアですか?お疲れ様です」という言葉から始まった会話でした。挨拶を交わしていると、なんとその方は釣り竿を置いて、活動前に近くに打ち上げられたゴミをかき集めてくださったのです。釣り人が自ら積極的に活動に参加してくれることは珍しく、スタッフ一同驚きました。

海を愛する者同士の心がつながった瞬間
話を聞くと、市外から釣りに来られたお二人組でした。「いろんな海で釣りをするけど、この浜はペットボトルがすごいね。でも誰かがこういった活動やらんと、どうなっていくんだろうか。すごくいいきっかけだから手伝わせてもらったよ。やってみると気持ちがいいもんだ。これからこういったゴミ問題はどうなっていくのやら」という感想をいただきました。釣りを楽しむために様々な海を訪れる中で、海の環境に対する思いを持っていらっしゃることが伝わってくる言葉でした。さらに、別の釣り人の方も「ゴミ袋ちょうだい」と声をかけてくださり、3袋ほどいっぱいになるまでゴミを拾ってくれました。海を愛する者同士の心がつながった瞬間でした。「やってみると気持ちがいい」という言葉は、まさに亀の子隊が大切にしている「きれいな海を守る心」そのものです。

穏やかな気候の中での丁寧な作業
当日回収されたゴミの中には、長い間海に漂っていたことが分かる、フジツボがへばりついたプラスチック容器もありました。また、今回も大量のペットボトルが回収され、改めて海ゴミ問題の深刻さを実感させられました。穏やかな気候の中、参加者の皆さんは黙々とゴミを拾い集めてくださいました。風がなかったため、細かいプラスチック片も拾いやすく、丁寧な作業ができました。福江中学校ドリームの会から参加した6名の中学生たちは、積極的にクリーンアップ活動に取り組んでくれました。若い世代が環境問題に関心を持ち、実際に行動することは、未来の海を守る上で大きな意味を持ちます。



インスタグラマー「ふたり歩き」さんも参加
今回の活動には、Instagram「ふたり歩き」(https://www.instagram.com/futari.aruki/)のお二人も参加してくださいました。活動の様子を発信していただけることで、より多くの方に海の現状を知っていただくきっかけになります。こうした情報発信を通じて、環境保全活動の輪が広がっていくことを期待しています。

活動成果と環境保全への思い
今回の活動で回収したゴミの総重量は90kg、ペットボトルのキャップは500個となりました。参加者30人による1時間ほどの活動で、見違えるようにきれいになった浜を見ることができました。伊勢湾流域圏の最下流域に位置する西の浜には、上流域から様々なゴミが流れ着きます。今回も大量のペットボトルが回収されましたが、このゴミの多くは私たちの日常生活から生まれたものです。海を利用する人、海で遊ぶ人、海を見て癒される人。海を愛する全ての人が、海を守る意識を持つことが大切です。今回の釣り人との出会いのように、立場を超えて「きれいな海を守る心」がつながっていくことを願っています。



活動実績
- ゴミ総重量:90kg
- 参加者数:30人
- ペットボトルキャップ:500個
- 活動時間:約1時間
- 活動場所:愛知県田原市西の浜(Gポイント)
