第367回西の浜クリーンアップ|商船三井・ローターアクト等104名参加で280kg回収

第367回西の浜クリーンアップ|商船三井・ローターアクト等104名参加で280kg回収

海と企業をつなぐ新たな連携が実現

9月21日(土)、通算367回目となる西の浜クリーンアップ活動を実施しました。活動場所は西の浜Bポイントから南に100m程、海浜の森公園から伊良湖方向に300m程進んだ海岸で、真夏の暑さも和らいだ絶好の活動日和となりました。今回の活動には104名の方々にご参加いただき、特に商船三井グループとローターアクトからの初参加により、海洋関連企業と若い世代との新たな連携が生まれました。

海岸に漂着した様々なゴミの状況

多様な参加者による環境ボランティアの輪

今回の活動で特筆すべきは、商船三井グループからの参加です。継続的にご協力いただいているグリーン海事株式会社様のご紹介により、商船三井グループから25名の方々が初参加してくださいました。また、商船三井がスポンサーを務めるサッカーチーム「朝日インテック・ラブリッジ名古屋」からも選手4名が参加してくださり、海洋関連企業ならではの環境保全への意識の高さを感じる参加となりました。

さらに、ローターアクトから35名の若い世代の方々にもご参加いただきました。継続的にご協力いただいているパチンコオータ、イオスエンジニアリング&サービス株式会社、グリーン海事株式会社の皆さん、そして福江中学校ドリームの会から5名の中学生も参加し、世代を超えた環境保全活動となりました。

第367回西の浜クリーンアップ活動の参加者集合

クリーンアップ活動開始前の挨拶の様子

絶好のコンディションでの海岸清掃

当日は晴天に恵まれ、真夏と比べて過ごしやすい気候での活動となりました。活動中に風が少し出てきましたが、作業に支障はなく、むしろ心地よい海風として参加者を癒してくれました。104名の大人数での活動により、効率的に海ゴミの回収作業を進めることができました。

参加者が海岸でクリーンアップ活動に取り組む様子

参加者の生の声から見える現実と希望

継続参加者が実感する活動の重要性

今回3回目の参加となる親子連れの保護者からは、海ゴミ問題の現実について貴重なご意見をいただきました。「取っても取っても本当になくならないという現実があります。私が勤めている会社でも毎年海岸ボランティアに参加していますが、やはり同じような状況で、どうしても流れ着くゴミを見ていると、本当になくならないのではないかと感じます。しかし、この活動をやっていなかったら、ここは一体どうなってしまうのだろうと考えると、とても恐ろしく感じます」

継続的な活動の必要性を実感されているからこその、重みのある言葉でした。

参加者同士が協力してゴミ回収に取り組む様子

初参加企業社員の新たな発見

商船三井グループから初参加された方は、海ゴミの実態について新たな発見をされました。「ポイ捨てのペットボトルなどが多いのかと思っていましたが、実際はプラスチックの破片みたいなものが多くて、海から流れ着くゴミが多いということが分かりました。この人数で範囲を分けて作業をすると、意外と短時間できれいになることも実感できました」

商船三井グループの参加者による海ゴミ回収作業

朝日インテック・ラブリッジ名古屋選手の印象的な感想

サッカー選手からは、率直で印象的な感想をいただきました。「想像していた以上にゴミが多く驚きました。普段交流する機会の少ない小学生とも一緒に活動でき、とても楽しい体験でした」

「最初は浜がきれいに見えたのですが、実際に探してみると目立つところにたくさんのゴミが落ちていました。ペットボトルや瓶など、自分たちが普段使っているものがたくさんあって、ゴミの分別についてもっと意識を持つべきだと感じました」

「住んでいる地域には海がなく、普段海に触れる機会があまりありません。海水浴場など管理されている場所はきれいな印象ですが、ここは明らかに違います。こうした現実を知ることができて良かったです」

朝日インテック・ラブリッジ名古屋選手が参加者と一緒に活動

参加者の意識変化と未来への期待

個人の行動変容

参加者の皆さんからは、活動を通じて具体的な環境意識が芽生えた発言をいただきました。「これからは分別をしっかりしていきたいと思います」「この活動だけでなく、一人一人が普段からゴミを見つけたら拾うような習慣を身につけることで、少しずつでも海がきれいになっていくのではないでしょうか」このクリーンアップ活動を通して参加者の日常生活での環境意識を高まったといえるでしょう。

参加者が協力して大型ゴミを運ぶ様子

継続参加への意欲

初参加者からは継続参加への強い意欲を示していただきました。「今回はイベントとしての参加でしたが、このような大切な活動があることを知りました。今後もぜひ参加させていただきたいと思います」

「想像していたよりも多くの方が参加されており、このような活動がもっと広まって亀の子隊のことがより多くの人に知られれば、参加者も増えて海がもっときれいになると思います」このような発言からは、活動の社会的影響力への期待と、より大きな環境改善への希望を感じることができます。

継続することの意義と活動成果

継続参加者の方から「この活動は本当にずっと続けていただきたい。継続していくことが最も大切だと思います」という言葉をいただきました。これは367回という長期間にわたる活動の価値を改めて教えてくれます。「取っても取ってもなくならない」海ゴミの現実と、「この活動がなかったらどうなってしまうのか」という危機感。これらの体験から生まれる継続への意志こそが、亀の子隊の活動を支える原動力となっています。

約1時間の活動で、総重量280kgの海ゴミ1440個のペットボトルキャップを回収することができました。104名の大人数での活動により、活動範囲の海ゴミを効率的に回収でき、活動後の浜は見違えるようにきれいになりました。

クリーンアップ活動で回収されたゴミ袋の山

特別体験:海水からの塩づくり

クリーンアップ活動の後、ローターアクトの皆さんには休暇村伊良湖で海水を使った塩づくり体験を実施しました。薪で火をつけるところから始まる本格的な塩づくりは、多くの参加者にとって初めての体験でした。海水をじっくりと煮詰めて結晶化していく過程を見守りながら、自然の恵みを実感していただけました。

完成した塩を味わった参加者からは、「食塩とは全然違う!」「海の味がする」といった驚きの声が上がりました。自分たちがきれいにした海の水から作った塩の味は、格別だったことでしょう。

ローターアクト参加者による海水を使った塩づくり体験

塩づくり体験で薪を燃やしている鍋の様子

塩づくりの火を調整している参加者たち

塩づくり体験を終えたローターアクト参加者の集合写真

感謝とこれからの展望

新たな企業・団体との連携、継続的にご支援いただいている皆さん、そして地元の中学生まで、幅広い層の方々にご参加いただいた今回の活動は、環境保全が社会全体の取り組みであることを改めて実感させてくれました。参加者の皆さんの生の声からは、一回の活動だけでは解決できない海ゴミ問題の深刻さ、それでも継続することの重要性、多くの人が力を合わせることで確実に海がきれいになる手応え、そして活動の輪が広がることへの期待を感じることができました。

伊勢湾流域圏の最下流域に位置する西の浜で見つかる「流れ着くゴミ」の現実を、より多くの方に知っていただき、「分別をしっかりする」「一人一人がゴミを見つけたら拾う」といった意識を広げることが、「きれいな海を守る心」を広げることにつながります。次回の活動でも、多くの皆さんと一緒に海の環境保全に取り組んでいきたいと思います。ご参加いただいた全ての皆さん、本当にありがとうございました。

第367回西の浜クリーンアップ活動の参加者104名の集合写真

活動実績

  • ゴミ総重量:280kg
  • 参加者数:104人
  • ペットボトルキャップ:1440個
  • 活動時間:約1時間
  • 活動場所:愛知県田原市西の浜(Bポイント付近)

次回のクリーンアップ活動について

亀の子隊では毎月西の浜クリーンアップ活動を開催しています。企業のCSR活動個人ボランティアとして参加をご希望の方は、ホームページをご確認ください。皆さんと一緒にきれいな海を守る心を広げていきましょう。

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