【愛知県田原市】第368回西の浜クリーンアップ活動レポート|試練の強風の中26人が海を守るため集結
ここ数年でまれにみる強風の中での活動
1月11日(土)、通算368回目となる西の浜クリーンアップ活動を実施しました。活動場所は伊良湖から見て4本目の風車付近のMポイント。この日は、ここ数年でもまれにみる強風の中での活動となりました。
今回の参加者は、継続的にご協力いただいているパチンコオータから3名、イオスエンジニアリング&サービスから3名、グリーン海事から1名、福江中学校ドリームの会から4名、亀の子隊員・親亀・賛助隊員7名、そして一般参加者8名という構成でした。合計26名の皆さんが、過酷な条件の中でも海を守るために集まってくださいました。


立っているのがやっと ~過酷を極めた気象条件~
活動開始前から、渥美半島特有の冬の季節風が猛烈な勢いで吹き荒れていました。その強さは、立っているだけで精一杯というレベル。砂が風に舞い上がり、まるで砂嵐のように参加者に襲いかかります。痛いほどの砂が顔に当たり、海の方を見ることすらできない状況でした。
横断幕は立てることができず、浜に横倒しにして石や流木で重しをして固定するしかありませんでした。参加者からは「こんな風は初めてです」という驚きの声が上がりました。それでも誰一人として帰ることなく、最後までクリーンアップ活動を続けてくれたことに、事務局として心から感謝しています。
ヒマワリのように ~同じ方向を向く参加者たち~
強風で海側を向くことができない参加者たちは、自然と風を避けて同じ方向を向いて立っていました。その姿はまるで、太陽の方へ向きを変えるヒマワリのよう。過酷な条件の中でも、26名の参加者が諦めずに活動を続けてくれました。


限られた範囲での活動 ~それでも60kgの海ゴミを回収~
強風のため、いつものように広い範囲での活動は困難でした。参加者は限られたエリアで、風に飛ばされそうになる軽いゴミを中心に回収作業を行いました。風でゴミが飛び、砂に視界を遮られる中、一つひとつ丁寧に拾い集めてくださいました。
過酷な条件でしたが、それでも合計60kgの海ゴミを回収することができました。ペットボトルのキャップも81個回収し、これらは後日エコキャップ活動として再利用される予定です。



大波襲来
活動終盤に予想外の出来事が起こりました。大きな波が押し寄せ、浜に倒して固定していた横断幕とスピーカー、マイクが一気にずぶ濡れになってしまったのです。参加者の皆さんは無事でしたが、最後まで試練の多い一日となりました。強風のため、予定より早めに活動を終了しました。


過酷な条件の中で見せてくれた「海を守る心」
この数字以上に意味があるのは、ここ数年でもまれにみる強風の中でも、海を守るために集まってくれた26名の参加者の思いです。
「こんな状況でも耐えながらゴミ拾いをしてくれて、本当にうれしい」という事務局の思いがすべてです。強風で砂が舞い、海を見ることもできない。それでも、西の浜のために、海のために、足を運んでくださった皆さんの姿に、改めて「きれいな海を守る心」の大きさを感じました。

継続的な環境保全活動の重要性
伊勢湾流域圏の最下流域に位置する西の浜には、季節風が強く吹く冬の時期、上流域から流れてきたゴミが大量に打ち上げられます。荒れた海がゴミを吐き出す季節だからこそ、私たちにできるのは、打ち上げられたゴミを拾うこと。
今回の試練の強風の中での活動は、参加者の皆さんの記憶に長く残ることでしょう。そして、この経験が、さらに「海を守る心」を強くしてくれたのではないかと思います。過酷な条件の中、最後まで活動してくださった皆様、本当にありがとうございました。

活動実績
- ゴミ総重量:60kg
- 参加者数:26人
- ペットボトルキャップ:81個
- 活動時間:約1時間
- 活動場所:愛知県田原市西の浜(Mポイント)
