講演から生まれた縁 株式会社FTSが西の浜に初参加
6月21日(土)、通算379回目となる西の浜クリーンアップ活動を実施しました。前夜から降り続いた雨が心配されましたが、活動時間には晴れ間が広がりました。適度な風が吹いて汗ばむことなく活動できる、梅雨の晴れ間らしいコンディションとなりました。
今回の活動場所は、伊良湖からみて1本目の風車がある付近のJポイント周辺。毎月参加してくださっているパチンコオータ、イオスエンジニアリング&サービス、グリーン海事の皆さんと福江中学校ドリームの会に加え、今回は株式会社FTSから30人の皆さんが初参加してくださいました。

西の浜へ、田原工場のメンバーが30人で集結
株式会社FTSの皆さんは、これまでCO2削減(カーボンニュートラル)の取り組みは進めてきたものの、生物多様性に関する地域貢献ができていないという課題を感じていたといいます。縁あって亀の子隊の活動を知り、活動に先立って6月12日には亀の子隊の代表が同社を訪問して講演を行いました。今回はその縁から、田原工場のメンバーを中心に30人が初参加してくださいました。


活動に参加したFTSの担当者は、事前に下見に来た際の第一印象をこう話してくれました。「見た瞬間、すごいと思いました。まずは流木が目に入って、近づくとプラスチックも落ちていて、ああ、これは悲惨だなというのが第一印象でした」。実際に活動してみると、その思いはさらに深まったといいます。「継続してやらなければならないなという気持ちになりました。今のところ弊社の名前が入ったゴミがなくて安心していますが、そういうものが出ないように、今後も周辺のゴミ拾いも含めて取り組んでいきたいと思います」。
また、FTSの谷口氏は活動終了後の挨拶の中で、高浜市など遠方からの看板やゴミが流れ着いている現実を目にして、近隣での4S(整理・整頓・清掃・清潔)をさらに徹底し、西の浜へゴミを流出させないよう取り組んでいきたいと話してくれました。FTSは来月から国内グループ会社であるFTS九州やFTS岩手でも、それぞれの地元に密着した地域貢献活動を開始する予定とのことで、今回の参加が全国へとつながる取り組みの一歩にもなっています。


流木の間に潜む海ゴミ
当日の浜は、海ゴミの量はそれほど多くはありませんでしたが、流木の間にプラスチックごみが紛れ込んでいる状況でした。参加者の皆さんは流木をかき分けながら丁寧にゴミを拾い集めてくれました。
初めて参加した男性は活動の感想をこう話してくれました。「ほんの数週間の間にこんなにゴミが溜まるものなのかと、想像より多いと感じました。特に印象に残ったのは、毒劇物と書かれたものが混じっていたことです。こういうものが環境に流れ出ることは、法律違反の世界になってくる。非常に重大な問題だと感じました」。2回目の参加という男性も、場所によって出てくる海ゴミの種類が違うことに気づいていました。「今日はライターが10個以上見つかりました。前回は埋まっている漁網を掘り出すのが大変でしたが、今回は流れ着いたゴミが中心で、流木に隠れてはいるものの拾いやすかったですね」。また、工場から出るプラスチックのくずである「パージ」が見つかるなど、生活ゴミにとどまらないさまざまな海ゴミが流れ着く現実も改めて確認できました。






亀の子隊の思いが広がっていく
活動を終えたFTSの担当者からは、少人数で長年続けてきた亀の子隊の活動に対して力強いメッセージをいただきました。「亀の子隊は少人数でやられていて、本当にご苦労が多いと思います。でも、こういう人たちがいるということを励みに、ぜひ続けてほしい。私たちも誠意を持って個人個人がボランティアとして参加していきたいと思っています」。
今回初めて西の浜に参加してくださったFTSの皆さんは、これからも継続して活動に加わってくれる予定です。田原工場のある地元の海を自分たちの手できれいにする。その思いが、亀の子隊の活動とひとつにつながった一日となりました。






活動実績
- ゴミ総重量:110kg
- 参加者数:49人(株式会社FTS 30人を含む)
- ペットボトルキャップ:361個
- 活動場所:愛知県田原市西の浜(Jポイント付近)
