第377回西の浜クリーンアップ活動 名古屋から100kmを越えて—グリーン海事インタビュー

【愛知県田原市】第377回西の浜クリーンアップ活動レポート|65人参加で240kg回収

2日連続の活動、65人が浜に集まる

5月17日(日)、通算377回目となる西の浜クリーンアップ活動を実施しました。前日のジョンソン・エンド・ジョンソン&八神製作所との特別活動に続き、2日連続での活動となった今回は、海浜の森公園から約1,000m風車方向に進んだHポイント付近を活動場所に、65人が集まりました。晴天に恵まれた中、GAIA(生物多様性あいち学生プロジェクト)の学生12名、福江中学校ドリームの会3名、鈴中工業株式会社の皆さん7名、一般参加者21名が活動に加わりました。毎月参加してくれているグリーン海事株式会社、パチンコオータ、イオスエンジニアリング&サービス株式会社の皆さんも今回も力を貸してくれました。

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浜が削れていく——変わりゆく海岸の現実

活動場所のHポイント付近には浜崖が形成されており、満潮になると波が浜崖のきわまで押し寄せます。打ち上げられた海ゴミが再び波にさらわれ、そのまま海へ流れ出てしまう恐れがある状況です。年々浜が削られ、打ち上げられる海ゴミの量自体も少なくなってきています。これは浜がきれいになったのではなく、海ゴミが留まれる浜そのものが失われつつある現実を示しています。そうした状況の中でも、参加者は流木の合間や浜崖沿いに散らばった海ゴミを丁寧に拾い集め、今回の活動で240kgを回収しました。

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GAIAの学生、初めての海ゴミ拾いで気づいたこと

GAIA(生物多様性あいち学生プロジェクト)から12名の学生が参加しました。活動を終えたある学生は「普段こういう海の近くにいない人間なので、海のゴミ拾い活動というのは新鮮で面白いなと感じています。実際に来てみて、拾ってみて気づくことがありました」と話してくれました。海が身近にない環境で育った学生ならではの率直な言葉に、この活動が持つ「体験してはじめてわかること」の大切さを改めて感じさせてくれるものでした。福江中学校ドリームの会の3名も加わり、若い世代が環境保全の現場を直接体験する機会となりました。

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名古屋から100kmを越えて——グリーン海事・小早川さんの思い

毎月欠かさず参加してくれているグリーン海事株式会社の小早川さんに話を聞きました。グリーン海事株式会社は20年以上前から亀の子隊の賛助会員として協賛を続けてきた企業です。小早川さん自身が実際に活動に参加するようになったのは3年前のこと。社長から「うちも参加してみないか」と声をかけられたのがきっかけでした。名古屋から片道約100kmという距離をものともせず、以来ほぼ毎月西の浜に足を運んでくれています。名古屋港では貨物船の入出港に合わせて24時間365日体制で稼働しており、現場の曳船スタッフも陸上社員も交代で休みなく働いています。「自分がボランティアに参加できるのは、社員や家族の理解、そして会社からのサポートがあってこそです」と小早川さんは話してくれました。

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浜の現状と3年間の変化

実際に参加して感じる浜の現状については、「普通に海を見ているとそんなにゴミがあるように見えないんですよね。蒲郡の方で潮干狩りをしてもあまりゴミがなくて、こっちまで流れてきてしまうんだなと感じます」と話してくれました。これまでで印象に残っているのは、スナメリの死骸を見つけたときのこと。「すごく強烈な匂いがしました」と振り返りつつ、「3年前よりも大型のゴミは減ってきた印象があります。昔のブログを見ると冷蔵庫や船のレーダーみたいなものが流れ着いていましたが、ああいう大物はだいぶ減ったかなと」とも話してくれました。環境保全への思いについては「いつも鈴木さんがおっしゃっているように、まずゴミを出さないことが大事だと思います。ゴミがある場所にさらに不法投棄が増えてしまう悪循環があるので、そこは気をつけています」と語ってくれました。

毎月続けられる理由と、参加を考える方へ

そんな浜に毎月通い続ける理由を聞くと、「半分は慣れというか、来ないと落ち着かなくなってしまいました(笑)。最初の頃は毎月はきついかなと思っていたのですが、その月に1回来ないと何か落ち着かなくて。ゴミを拾ってきれいになっていくのが気持ちいいですし、やっぱり楽しいんですよね」と笑いながら話してくれました。もう一つ、継続できる理由として小早川さんが挙げてくれたのが、亀の子隊の参加企業への心遣いです。「少ない人数での参加にもかかわらず、企業名をきちんと紹介してくれることが、会社の知名度向上や好印象につながっています。参加企業を大切にしてもらえることが、続けられる大きな要因だと思います」。参加を考えている方へのメッセージとして「とにかく参加してみることが大事だと思います。強風、寒い、暑いは後々楽しい思い出になります。1時間のゴミ拾いで会社の知名度や好印象につながるなら、広告費と考えても十分な費用対効果ではないでしょうか。田原市内での昼食もおいしいですし、少しずつ観光しながら楽しむのもいいと思います。ぜひ一度足を運んでみてください」とのことでした。

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積み重ねが「きれいな海を守る心」を広げる

毎月続けてくれる方も、初めて来てくれる方も、同じ浜に立ち海ゴミを拾う——その積み重ねが「きれいな海を守る心」を広げていきます。浜が削れゆく現実と向き合いながら、それでも月に一度この場所に集い続けることの意味を、今回の活動はあらためて教えてくれました。ご参加いただいた65名の皆さん、ありがとうございました。

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活動実績

  • ゴミ総重量:240kg
  • 参加者数:65人
  • 亀の子隊員・親亀・賛助隊員:11人(隊員7人・親亀4人)
  • ペットボトルキャップ:246個
  • 活動場所:愛知県田原市西の浜(Hポイント付近)

次回のクリーンアップ活動について

亀の子隊では毎月西の浜クリーンアップ活動を開催しています。企業のCSR活動個人ボランティアとして参加をご希望の方は、ホームページをご確認ください。

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